マーサのブログ

絵を描いたり布作品を作っています

昨日は従姉妹が来て、黒豆茶のおみやげを持ってきてくれた。黒豆の皮に含まれるアントシアニンなど注目の健康食品。香ばしくおいしく、残ったお豆もちょっとカリカリして歯触りも良かった。私の父は丹波出身で、今も叔父はその地で黒豆や栗、それに松茸なども作っている。山奥深くて、私は小さい時からその暗さが好きではなかったけど、この丹波が注目されると複雑な気分だ。
この丹波のことを描いた絵本に「くちたんばのんのんき」(口丹波呑呑記)がある。田島征彦氏の作で、京都は丹波の山里で暮らす絵本作家の、ほろ苦くも心暖まる絵日記なのです。彼は田島征三氏とふたごで、共に味のある絵本を作っている。『じごくのそうべえ』(第1回絵本にっぽん賞受賞)は、私も子ども達も大好きな絵本だ。桂米朝・上方落語・地獄八景よりのストーリーに彼の染色で画面が構成され、色もすばらしい。てんぽの良い言葉が並んで、そうべえを懸命に声援してしまうのだ。下記をご覧下さい。
http://www.ehonnavi.net/ehon00.asp?no=610
作ったミニ「こいのぼり」をアップします。大根を切って、うろこみたいな模様をスタンプして並べたのです。
写真欄に浜離宮のスケッチを追加しました。