待っていた村上春樹の新作「色彩を持たない多崎つくると、巡礼の年」を一気に読んだ。読み終えて、何を見ても本の世界に結びつけている自分がいた。本の世界が立ち上がって、引き込まれて行く。これぞ、村上春樹の力だ。私はしばらくその空気の中にいるのが…
風のとても強い日だったけど、六本木の東洋英和女学院あたりへ行ってきた。そこには、ウイリアム・ヴォーリーズの建物があるから。鳥居坂の急な勾配を下って行く。多分、あの煉瓦の色?やっぱり風合いのある煉瓦がそれだった。煉瓦塀が連なって、向こうの樹…
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