マーサのブログ

絵を描いたり布作品を作っています

自費出版の会社、新風舎が破産手続きに入ったらしい。「ああ、やっぱりそうか!」「被害に遭わず良かった」と思った私。一昨年の秋に、私もこの会社の公募展に数枚の作品を出した。色んな公募展に出すのも私の趣味かも。公募のサイト「登竜門』は要チェック!http://compe.japandesign.ne.jp/子供が生まれてから、何気なくやってみた「パピエ・コレ」(フランス語 パピエとはパピルス関連で紙と言う意味らしい)という貼り絵が性に合い、雑誌をちぎって貼ったのが結構たくさん溜まっていた。雑誌の写真や文字が、それなりに面白くて、色んな表情を作り出す。「今回は応募するぞ!」と思い立ち、過去のだけでは足らず、少しずつ作るうちに興が乗ってきた。並べて悦に入ったり、やっぱりダメだと腹立たしかったりで、20枚作ったのだ。題名は簡単につけたのだが、あゆみさん(会社の友人 絵が好きな人)がアドバイスしてくれ、別のに代えると、急に画面が活き活きしてきたのもあった。これまた発見だった。公募のチャンスがあったから20枚作ったと思うと、私にはプラスだったと思う。応募の結果が来たら、作品を的確な言葉で誉めてくれたが、出版するなら相談したいのでと来所依頼の手紙が添えてあった。出版する気持ちはサラサラ無かったが、一応面談だけはしてみよう、もし強引に引き止められたら、椅子を蹴って帰ろうと心に決めて出かけたのだ。「120万円で出版し、本屋の片隅の棚に並べます。」との説明だった。私は「形にした物は、いつか捨てる事になるので出版はしない。ネットで公開などの方法もあるし。」と断って、すんなりと帰れのだが。今回の破産の報道からは、説明不足や行き違いがあったのだろうと思われる。こうして公募展を見ていると、ホントにすごい人が沢山いて、いろんなアイディアが満ち満ちているのだなあと感動する私だが、この自費出版に関しては後味が悪かった。この公募展に出した、赤い花をアップします。プロフィールの「船」のちぎり絵もその時の作品です。