先日「村上春樹とイラストレータ展」を見に行った。いわさきちひろ美術館にて開催。春樹ファンや水丸さんや大橋歩、和田誠、佐々木マキのファンが来ていたせいか、混み合っていた。でも、ゆっくりじっくり見ることができたし、持っている本を振り返って、ああ、これは読んだ時に自分はどういう状況だったんだな〜とか、自分の歴史と重ね合わせていた。展覧会を見る立場から、本を読んでいる自分の中に降りて行った感じかな。
水丸さんのイラストをじっくり間近に見ると、細いシンプルな線とアセテートフィルムの貼り合わせであるのがわかった。色を塗っているのではなく、フィルムを重ねて貼ったり、一枚だけ貼ったりしているのだ。それがシンプルなようで深みのある作品となっている。
そのフィルムが気になったけど、とりあえす色紙で代用して、それらしきものを真似て作りました。ポトスを黒いペンでスケッチして、そこに色紙を配しました。この方法は面白いな。その絵をアップします。