マーサのブログ

絵を描いたり布作品を作っています

ファスナーを見ていると、くっついたり、離れたり、実に巧妙だ。くっつくと、一つ一つの突起が整然と並んでいるだけで外れない。伯母が亡くなって、人が逝ったり、生まれたりを見ていると、このファスナーが単なる物という以上の物に思えてきた。こんな小さな力が、「はやぶさ」を生んだりする土壌だろうなあと思うと、日常のちょっと便利な道具たちを見直す。サルが骨を振り上げて道具とした、「2001年宇宙の旅」の映像が意味深だナ。
8月は終戦記念日など重い時に、お葬式があって、スズムシの声が物寂しい。「なんでもない日、おめでとう」と、「ほぼ日」に書いてあったが、アッ!と思いました。
ファスナーの絵を描いたので、アップします。