■

昨日、石神井池で灯籠流しがあった。ボート池に灯籠を持ち寄った人が、係員に渡す。ろうそくに火をつけて、灯籠のまん中に立てる。係員はボートに積んでくれ、池にこぎだした所で次々水面に浮かべる。池の周りを列をなした灯籠がゆっくり、ゆっくり流れて行く。池のまん中より東に行った灯籠は、別のボートで回収され、火も消えるという行事。3年前には、私も般若心経の一部とハスの絵を描いて流してもらった。水にチロチロと火が揺らぐのを見ている人は、皆、黙りがちで、回想しているように見える。水と火の力だなあと、私も寡黙に歩いた。思いがけず写真が写ったのでアップします。こんなにハッキリ写るとは思っていなかった。ラッキーでした。涼しい風が吹いて、高原の気分でした。