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先日届いた春の幸、「イカナゴのくぎ煮」をゴハンのお供に食べている。東京では「イカナゴ」と言うと、皆知らないと言う様な、地域限定の海の幸なのだ。去年に続き、今年も暖冬で収穫が少ないと、ししょうから聞いていたのに、律儀にししょうはお手製のクギ煮を速達で送ってくれた。ありがとうございます。神戸では、新学期のお弁当に、皆この煮物を詰めていたことが懐かしい。3月中旬は各家庭で煮物をするので、そのニオイが家々の窓から漂い、街中がそんな色に染まった。イカナゴについては下記の通りです。カルシウムタップリで、ゴハンが進むのです。ちなみに、私が「大根を炊く」とか言うと、皆「それって煮るということ?炊くというのは、ゴハンを炊くと言う場合のみ、他は煮ると言うよ。」と指摘された。炊く、というのは、急に温度が上がるという意味なので、煮込む意味では用いないようだ。なるほどな〜!
いかなご発祥の地は神戸
イカナゴのくぎ煮の発祥地は神戸市垂水区と言われています。そもそもイカナゴは醤油煮(佃煮に近いもの?)として瀬戸内海沿岸地方に古くからあったものらしいのですが、それを佃煮として完成させ、くぎ煮と名付けたのが垂水の漁業関係者だと言われています。名前の由来はイカナゴの炊きあがった姿が『折れ曲がった古くてさびた釘』に似ているところから名付けられたそうです。
★イカナゴ
イカナゴはスズキ目イカナゴ科で、日本各地に生息していますが移動性の少ない魚です。体長は15〜25cm。体は円筒形で細長く腹びれがありません。動物性プランクトンを主食としています。名前の『かな』が糸という古語に由来し『糸のように細長い魚』と言う意味があります。イカナゴは水面を長い群(玉)になって泳ぐ性質がありそのため漢字では『玉筋魚』と書きます。
届いた「イカナゴ」の写真をアップします。