ずっと紹介してきた「あちこちたびー」の絵本だが、文字が読みにくかったので、ストーリーをまとめて書きます。絵本を作りたいなと思うとき、絵が浮かんで、無理矢理ストーリーを作ることが多いので、邪道だといつも思う。書きたい何かがあって、絵を添えるというのが本来でしょう。これを作ったきっかけは、子供の描いた自由な絵を見て、生かしたいということからだけど、こういうのも表現の一つと考えました。ちぎって、貼っていくと、勢いづいて手が勝手に動くので、そのまま任せるのが正しいと突き進んだ次第。
1.シュワワー・・スーッ クルリッ!ぼくはさかな。まいにちこのうみとあそぶ。
2.あれはなに?あなだ。みよう。ワアーッ!
3.コワイーッ!うごいている。カサコソ カサコソ
4.のぼってみよう。ヨイショ!ウンショ!これはこわれたふねのせんぼうきょうだったのです。
5.あーっ まぶしいーッ。あおーい。なにかがくるぞ!
6.「なんだ きみは」「キャーッ コワイッー」「なにもしないよ。ぼくはかにのキルゾウ。あそぼ。きみは?」「さかなだよ」「なまえは?」「しらない」
7.「あれはなに?」「ともだち。かにのカサコとかいのパックン。いっしょにあそぶんだ」
8.「それからいばりんぼうのカニッペ。アカマルとチョビとウニヘイもいる」
9.ともだちかあ。なまえかあ。そんなものなんにもしらない。しらないでもずっーとたのしかった。そんなものいらないんだよー。かえろう。はやく。
10.あーまた なにかがうごいてくる。のっそりと。もーいやだ。かえろう。「もしもし、おくっていってやろうか」「えっ!ありがとう」
11.「おじさんのなまえは?」「いまはかめきち。まえはソーロリだった」「ふん たくさんなまえがあるの。いいなあ」「きみのなまえは?」「しらない。ないの」「すきななまえをつけろよ」
12.「おーい カメキチ。ぼくたちがおくろう。ビューンとおくるよ」「ああ、ジャーナ」「はやいな」「たかいな」
13.「ぼくのせなかにのりな。そこではつかれるよ。」とチャプチャプかばはいいました。「ありがとう」「きもちいいせなかだね」ユーラユラ
14.「はい。ついたよ」チャッポーン!うみのなかはとてもひさしぶりのようなきがするなあ。あーうみはいい。とってもやわらかい。
15.そらもいいな。せなかもいいな。ともだちもいいな。でもいいことはちょっとつかれる。うみでたくさんやすんで、またあちこちたびへゆこう。そうだ!ぼくのなまえは”アチコチタビー”だ。うんそうしよう。うみのはやしがゆらゆらゆれました。

もう一枚の朝顔の写真を添付します。暗い中にブルーがポツポツ灯っているようです。