動物の話が続いたので、今日は虫の話にします。というのは、丁度去年の今頃、「瓜」の絵本作ったから。型染めを習うのをやめた後、出産までの2年くらいの間には、中国語を習いに行った。その際に知り合ったコウ子さんとは、今でもネットで近況報告などをしている。彼女はずっと中国語に親しみ、数年前から中国の桑植県という地域を年に一回は訪れている。おんぼろの小学校へ行って、絵本を読んだり、小さなクレヨンで皆と絵を描いたりしているのだ。一言で言えば貧しい地域。昔の日本の田舎町のようだと言う。雨漏りする学校で、目をキラキラさせて話を聞いてくれる子ども達がいる。
そのコウ子さんは、実は、私に絵本の楽しさを教えてくれた人なのだ。工藤直子佐野洋子の本を教えてくれ、私は夢中になった。今、彼女は絵本を中国語訳して、奥地の小学校で読んだりもしている。
コウ子さんが、「瓜」の本を作るので絵を描いてみないかと誘ってくれた。私は描いてみた。楽しくのびのびと。パソコンのペインターのツールで描いたのだが、思いもかけず透明感のある画面になった。その作品を紹介して行きます。中国語は文字化けするので、日本語のストーリーを書きます。日本語ではなんということも無いお話だが、中国語では韻を踏んだ詩のようなリズム感があるので、子ども達には受けるストーリーなのですよ。
私が絵をザッと描いて送ったら、コウ子さんは「虫を入れたら?」とアドバイスしてくれた。その虫の下書きの絵をアップします。また、虫について面白い新聞記事があったので、読んで下さいね。

06年12月 朝日新聞より サナギツリー
チョウの一種オオゴマダラのサナギは金色に光る宝石のようだ。多摩動物公園の昆虫飼育展示係の川崎泉さんが、クリスマスツリーならぬサナギツリーを考案した。ツリーは針金で作り、高さは70センチ。その根元にサナギになる直前の生後2週間弱の幼虫を放った。すると、自力で針金を這い上がり、約一週間後には約90匹のサナギが、ツリーの飾りようにぶら下がった。等間隔にサナギがぶら下がっているらしい。