私が東京へ来て初めて行った美術館、東京ステーションギャラリー。レンガの壁と作品の対比が面白く、ほの暗い灯りがなかなか良い感じの美術館だ。香月泰男無言館の展覧会を見た。現在は、東京駅丸の内駅舎の保存・復原工事をしているため、長期休館中。この東京駅の復元の記事も見つかったので、紹介します。復元への見えない苦労が紹介されています。
★ 2006年3月 朝日新聞より 
よみがえる東京駅 赤れんがは愛知産「秀吉の兜」の装飾 3階建て復元に奮闘
赤れんがのJR東京駅丸の内駅舎を、開業時の姿に戻す復元事業が4月から本格化する。現在の駅舎を活かしつつ、戦災で失われたドームと3階部分をどう再現するか。設計スタッフの奮闘で、建築家辰野金吾が精魂を傾けて築いた駅舎の全容が徐々にわかってきた。創業時にれんがは85万個が使われたが、焼いた都内の会社は昭和初期に製造を中止。愛知県知多半島で採取された粘土も枯渇していた。質が似た土を探して色を再現できるか試し焼きを繰り返した。現在のれんがは1200度以上で焼くことが多いが、1100度で焼いた試作品が今の駅舎の色に最も近くなった。試作品を風雨にさらし、色調の変化を確かめている。当初3階建てだったが、45年5月の空襲で大破。消失したドームは、設計図面の細部がわからない。屋根のスレートや銅板の葺き方は、写真を引き伸ばして、一列に並べる方法だったことを突き止めた。辰野はドームの内外に豪華な装飾を配した。正面のアーチの装飾は「秀吉の兜を意匠している」「稲穂をくわえ雄飛した鷲の石膏彫刻」「12支の動物の頭部がホールを見下ろすようにして付けられていた」など。鉄骨の組み方は、幸運にも、鉄骨が組み上がった段階の鮮明な写真が、ある民家の屋根裏から出てきたり、米国のネットオークションで出ていた鉄骨カタログを落札して詳細が判った。
東京へ来て、初めて描いた絵をアップします。その後順不同ですが、結構新しいのをアップしていきます。