ブログを書いて1ヶ月になる。「はてな」から、30日書くと「はてな市民」になりますとのお知らせメールが届いた。この1ヶ月間に書いた作家のことを調べていたら、自分で集めていた新聞資料から彼らの情報を見つけた。この際、頭の整理のためにも順次書いていきます。
黒田征太郎
★2002年3月 朝日新聞より 「肉筆啓上 熱込めて」 
メールの時代「だから」、「だけど」、この10年で1万通の手紙を出した。画用紙にクレヨンや絵の具で描き、新聞や雑誌の切り抜きを貼る。2001年9月11日。ニューヨークのテロの現場から4キロの自宅で、平和を祈ってこれまで描いてきた絵は何だったんだろうと無力感にとらわれる。「ぼくの思う9.11」を日本に伝えなければと絵はがきを東京の事務所に送り続けた。「手紙はアメリカで投函するとポストから集められ、仕分けされて日本へ飛び、またごちゃごちゃになって仕分けされ、何人もの手を経て相手に届けられる。戦争まっただ中の人間不信の時代。こうして人の手を通じてつながっているってすっごい大事なことじゃないですか。」
★ 2002年12月の朝日新聞より 「ひび響く魂」 
壁の汚れやひび割れも生かす壁画を作りたい。大阪船場にある築44年ビル内部に花や鳥などの絵を描いている。クレヨンや油性絵の具。強い筆圧でクレヨンを走らせ、最後に絵の上を指でこする。「ご苦労さん、ありがとう、と壁をなでてやりたいんです。」自転車がすった汚れ、年月を経たひび割れなどが残る。「日本ではビルはいつもきれいでなければならなかった。でも、それは違うんだな。使ううちに汚れるんだから。」汚れを抑えるのではなく、生かす方法もある。顔のシワやシミと同じ、と黒田さんは言う。
彼のカレンダーを使っていた私。その中の2月「ゆきだるま」をアップします。