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先日、有休を取って、隅田川を描きに行った。出発は浅草。吾妻橋からアサヒビールの面白い建物と、スカイツリーを見ることから始めた。スカイツリーが、そのアサヒビールの壁にしっかりと映っているよ。釣りをしているおじさんが、それを教えてくれて、何度もお礼を言ってしまった。まさしく「これ！」が写せたのですよ。アサヒビールはその屋上に金色の雲を持ち上げている。9時過ぎ　吾妻橋を東に渡ると、隅田川沿いのプロムナードが整備されていて、それをブラブラ南下して行った。12月なのに、汗ばむ気温だ。水が光るのを見ながら、次々現れる橋を仰いで歩いた。吾妻橋→駒形橋→厩橋→蔵前橋→両国橋（ここを西へ渡った）→清洲橋。そこで絵を描いて、水から離れて、読売新聞を西へ、水天宮まで歩いた。その辺りのガストでランチ。これが13時40分。5キロくらいしか歩いていないけど、スケッチブックとか水とか持っていたので、結構疲れて、ゴハンを大盛り平らげてしまった。お米はパワーなり。
隅田川を見ながら、私は水辺がとっても好きで、船が好きなんだなあと確信した。蔵前橋の下にド〜ンド〜ンと水が当たるのを見ていたら、厳粛な気持ちになっていた。水神かポセイドンかが現れてもおかしくないような、伝説の生まれた場所にいるような気持ちになっていた。しばらく歩いていたら「この向こうはもう海だったのよ」と話す人の声が聞こえた。時間軸が大きく回転する様な気分だった。
その時撮った写真を載せます。