マーサのブログ

絵を描いたり布作品を作っています

先日、「御茶ノ水を描く100人展」の受付当番に行ってきた。私の担当は4時間ほどだったが、見に来る人達に「この中で好きな3点に○をして下さい」と、投票のお願いをした。不思議と票は一つが大きく突出し、2番手3番手、その他諸々と続く形を成す。毎年そうらしい。展示会場が、明治大学の「アカデミーコモン」という、ガラス張りの近代的な建物なので、採光が良く、作品展としては良い会場だ。去年は明治大学卒業生の宇崎竜童さんが来て、自分の好きな一枚に「宇崎竜童賞」を付け、彼のティシャツを賞品としてあげたらしい。
http://www.kenchiku.co.jp/hihyo/04-04-28.html
100人展と言っても、今回は70人で、参加人数の1割の作品が並んでいる。1000人来て100人という目標らしいけど、今年は参加者700人だったとのこと。70点の中からホルベイン賞など会社の賞や、神田明神賞など地域の賞が既に決まっていて、トップの大賞も「ああ、なるほど」という作品に贈られていた。トップは「神田明神」の社とその空、木々を描いた縦書きの水彩画だった。画面のまん中下に克明に描いたベンガラ色の神田明神が建築画のように描かれ、空を薄いブルー、木々は白抜き、画用紙の白さを残したままの作品だった。うっそうとした森にポツンと赤い社があるように見える大胆な構図だった。大胆な構図と社のデッサン力がすごい。私の作品は、そういう賞はもらえなかったけど、会場に並べると遠くは良いけど、近くが弱い気がした。こうして並べると発見があって、ホントありがたい。一緒に受付当番をした人は、ニコライ堂をペン画で描いたデッサン力抜群の男性で、忙しい受付の合間に絵の話もできて、面白かった。会場に額入りで飾った私の作品を添付します。
今日はインフルエンザ(もちろん新型では無い)の予防注射をしたので、なるべく早く寝よう。オリオン座流星群も心配だけど。昨日23時すぎには見えなかった。明日が本命らしいので、ぜひ。