マーサのブログ

絵を描いたり布作品を作っています

急に暑くなった日に、また胃下垂の症状が出て、胃の蓋がパタンと音を立てて閉まった気がした。手のひらで輪を描く様にさすると、次第に回復してくるので、手のひらのぬくもりと柔らかさをありがたいものだ〜と思う。今必死で読んでいる、村上春樹の話題作「1Q84」にも、手を握るシーンがあって、その描写と自分のこのことを重ね合わせてしまう。
先日、「チョコラ」の映画チケットをもらったので行ってきた。ケニアの子供達のドキュメンタリー。「チョコラ」はスワヒリ語で、「拾う」と言う意味らしい。空き缶などを集める少年たちの眼の光が印象的で、貧しい環境がいかなるものかを淡々と伝える映画だった。中国へ行っているコウコさんも、貧しさについて同じ様なことを話していたと思う。絵本を持って学校へ行って、読んで、笑っていても、急に学校に来れなくなる子供達が沢山いることなどなど。「チョコラ」については下記を見て下さい。
http://www.chokora.jp/news.html
その後、汐留へ行って「ウィリアム・メレル・ヴォーリズ」の建築展を見てきた。時間にゆとりがあったので、リラックスし、旧新橋操車場の建物をスケッチ。新聞を読んだり、ケータイをしているオジサンも描きました。人はすぐ手や顔を動かすので、なかなか描けない。それが練習というものかも。建物のスケッチをアップします。