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先日描いた腰越海岸の絵を、デジカメで撮って絵はがきサイズにして手元に置き、時々眺めている。やっぱり良く無くて、どこかひっかかり、気になっていた。海が止って、池みたいに見えるし、遠近感がないことも問題。前のスエットスーツを着たサーフィン初心者の形も面白く無く、色は黒で仕方ないとしても、動きのある形にする方がいいかなど思いめぐらせ、先日23時ころからパステルとクレパスを出してきて修正した。クレパスの上に色が乗らず、ボールペンで引っ掻いていた部分をなんとか横の波に変えた。もともと空が広すぎて構図を失敗したので、紙を折り曲げて、空を減らしていたが、それをいくぶんか広げることにした。それで、ちょっとは気分が落ち着いたのだが、また見ると違和感がある。修正して良くなる事もまれにはあるが、やはり最初から力を抜いてサッと出来た物が一番良い気がする。何枚か描いて、乗ってきた時に力を抜いて描くものがベストのように思える。この腰越海岸の絵は、海の波がサ〜ッと引くところと、向こうに見える江ノ島から左に伸びる建物みたいなのが面白くて描きたいと思ったのだ。その気持ちに素直になって、サ〜ッ！と手に任せて描けたらイイなあ。人物を入れたのは初めてで、その試みには満足してる私です。もうこれ以上は修正しない。最初の線がダメになってしまうと思うから。修正したのをアップします。デジカメで撮っていることもあり、変化は余り見えないかも。