マーサのブログ

絵を描いたり布作品を作っています

全く知らない人だった。こんな画家がいたとは!雷に打たれたように画面を見て動けず、三岸さんみたいだ!と思ったら、彼女と友人であることがわかった。先日見た日曜美術館で紹介された女流画家、桜井浜江さん。明治生まれで98歳まで描き続けた。フォービズムの荒々しいタッチ。筆の勢いは90歳とは思えない。吹き出す様な赤い絵具、ゴツゴツしたマチエール造りは、奥から声が聞こえてきそうな気がした。黒いバックに描かれた「壺」という作品なんか、メッセージが強く、ずっと気になって仕方が無い。今、三岸節子美術館で展示されているらしい。なんとか行きたい気がする。山形県出身の彼女の絵は、山形県立美術館でたくさん保存され、過去にも展覧会があったそうだ。その展覧会は下記のとおりです。すごい!
http://www.yamagata-art-museum.or.jp/ja/kikaku/sakurai.html
先日の御茶ノ水のもう一枚の絵を添付します。