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今日は昼から休みをとって、佃島へスケッチに行った。「世界堂」という画材屋では月に一回スケッチ会があるが、そこで佃島がスケッチポイントに選ばれていた。私はスケッチ会に参加はできないけど、真似してそのポイントへふらふらと描きに行こうかと思い、今日は第一回を執り行ったというわけ。
梅雨の晴れ間は日差しがきつい。炎天下、隅田川を眺めながら遊歩道を歩いた。佃島は、佃煮屋さんがある旧い場所と高層マンションを併せ持つ面白い町。甘辛い臭いが漂っているのは、「天安」という老舗からだ。そこを横目に見て、佃大橋の木陰で南を向いて橋とビルを描いた。北には中央大橋。気象情報等でテレビに映るあの橋だ。隅田川の流れに沿って、東京の街が続いているのが、ありありわかった。デジカメを持って行ったものの、メモリーカードが一杯になって、2枚しか写せなかったけど、紫陽花と中央大橋の写真をアップします。スケッチは写真欄に入れましたので、見て下さい。
スケッチを終えて、これでイイかなあと眺めていると、かなり前から日陰にいた自転車に乗ったおじさん風の人が、ビールを飲みながら、こっちを見たり、自転車をゆるゆる漕いだりしている。突然怖くなって、ザッと片付けて退散した。散歩の人達はおらず、ドキドキしていると、むこうからジョギングの人が向かってきてくれた。その人を頼りに、その方へ向かい、佃煮屋さんの方へ折れる道を必死に歩いたのでした。普通のおじさんだったのかもしれないけど、怖い事件もあるこの頃なので、不安がよぎったら抑えられない気持ちだった。絵はそこそこに中央区体育館に避難して、手を洗ったり、ひっくり返った絵の具の整理等をした。公共施設よ、ありがとうございます。天安は下記の通りです。佃煮を買う余裕もなかったので、いつか是非。
http://www.tenyasu.jp/