*[お気に入りアーティスト]

1908年静岡県天竜市に生まれた秋野不矩の美術館が、そこにある。愛すべき建物だ。藤森照信氏の設計。インドを愛した彼女を彷彿とさせる土壁になっている。さわるとゴツゴツして藁が混じり、泥遊びを思い出した。帽子をかぶったような面白い建物が出てきて、牛の頭が迎えてくれる。中に入ると黒い梁がしっかり通り、小窓から空が見える。床には籐の敷物が敷かれ、座ってじっくり絵を見ることができる。座って見たいから、というのが彼女の意志だった。牛が大河を渡る「渡河」という絵が私は好きだ。黄色い「廻廊」という作品も、向こうへ向こうへ続いているようで、大好き。50代からインドに魅せられ、インドの材料を使った新しい境地を開拓した彼女。三岸さんはフランスだった。別の国の風に当たると、一皮めくれるのかも。イイな〜。勇気をくれる人でもある。
http://www.kaguraoka.info/report/man/man12.html
美術館で撮った写真を見て下さい。

コウコさんの「手」の作品をアップします。