コウコさんの作品「手」の写真絵本について紹介したい。これまで、表紙と2ページを紹介したが、彼女が中国の桑植県で接した人たちを取材した絵本だ。順子さんが写真を撮って、コウコさん(ペンネームは呆鳥さん)が文章をつけた。コウコさんからは「これらの手の持ち主たちは、どうしてこんなに穏やかな優しい表情をしているのだろう。手を見て顔を見るまでは気づかなかった。化粧っ気は勿論ないし、歯が悪くても、治療も入れ歯もほとんどしていない。おじいさんの手は、根を張ったしょうがのように確かで頼もしい。」「白川静著「常用字解」(平凡社)によると、手という字は、5本の指を開いた象形文字である。「左」「右」という字は、もともと左右の手を表す。「尋」という字は、左右の手を表し、神のいるところを尋ねるという意味があるという。「又」も手を表し、「友」はふたつの手を重ねた形だと言う。」というメモももらった。
この「手」写真を撮ることができるまでに、かなりのコミュニケーションがあったと思う。イイ写真を撮れるというのは、イイ関係が築かれてこそだろう。今ちょうど「AERA坂田栄一郎写真展」が開かれているが、この写真家も100枚撮って、良い写真は2枚くらいだ、とコメントしていた。坂田氏のサイトは下記の通りです。
http://www.eiichirosakata.com/
「手」の3ページ目をアップします。彼らの土地は、成都の地震の影響が多少なりともあったと思う。

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