先日紹介した「小野忠重版画館」のサイトがありました。
館を訪ねた時に、ネットには載せていないと娘さんがおっしゃったが、最近できたのかな?
私は初めて訪ねて感激し、絵はがきをたくさん買ってしまった。
作品は、彫刻刀の勢いがあって、黒々した線が自由に踊っている。暗い藍色や深い緑の色使いが、画面から何かを投げつけてくるので、ぼうぜんと見入ってしまうのだ。私の好きなのは「風」。この作品もサイトにあったので、嬉しいなあ。旅が好きな人で、行く先々の風景や人をたくさん描いておられる。そのスケッチブックも自由に見せてもらえて充足した時間だった。
杉並区の住宅地にポツンとあって、ゆっくり見ることができる。近いし、思い立ったらまっすぐに行ける大切な場所だ。
下記のサイトをご覧下さい。
http://www.ono-hangakan.com/index.html
★紹介文から
木版画家。版画史研究家。東京小梅(墨田区向島)に生まれる。独学で木版画を学び、1932年、「版画の大衆化」を掲げて、藤牧義夫、芝秀夫ら、同世代の若い版画家たちと新版画集団を結成。困難な戦時下では、出版社「双林社」を設立し、版画史研究の貴重な業績を、多くの自著も含め、紹介に努める。戦後は、東京藝術大学愛知県立芸術大学などで後進の指導に当たると同時に、地色を暗色とする独自の陰刻法を創案し、ときに鋭い社会批判のまなざしを感じさせる、詩情あふれる作品を次々に発表した。
「とり」1960年の作品をアップします。