マーサのブログ

絵を描いたり布作品を作っています

昨日の日記で紹介した谷川晃一さんの絵は、ユニークで開放的だ。昔の朝日ジャーナルの表紙を見て、面白い絵だなあ!と気になって、表紙をずっと切り抜いていた。トランプのように重ねては、また一枚ずつ並べて楽しんだ。その彼が谷川晃一さんであり、教育テレビの趣味の番組に講師役で登場してくれた。私はそのテキストを買いに走ったら、売れ行きは好評で、入手ギリギリだった。サエミさんがその本をとても手に入れたい様子だったが、叶わなかった。今でもその本を見ると、うずうずと描きたい気持ちが湧いてくる。彼はラテンのような明るさを備えた、楽しい人だ。伊豆の山の中で宮迫千鶴さんと暮らしている。伊豆では毎年美術展が開かれるが、その地域活動に一役買っている人だ。
http://www.gallery-nii.com/images/artists/tanikawa.html
昨日あれから望月通陽さんのサイトを見ていたら、エッチングを見つけた。どこかで見た絵だ〜とずっと考えていたら、「カラマーゾフの兄弟」の文庫版の表紙絵だった。私は去年の今頃は亀山郁夫訳のこの本をずっと読んでいたので、偶然に懐かしい人に出会ったような気がする。
型染めで作った「校庭」の作品をアップします。大阪市旭区の中学をスケッチして型染めにしました。あの界隈は今、桜が満開だろうなあ。