マーサのブログ

絵を描いたり布作品を作っています

今朝時間があったので、ブリジストン美術館へ行った。
http://www.bridgestone-museum.gr.jp/
「コレクションの新地平 20世紀の息吹展」 第二次世界大戦後の抽象絵画を中心に、所蔵作品の展示だった。私は「ザオ・ウーキー」という作家は知らなかったが、そのブルーのきれいな色に見とれてしまった。壁面一杯の大きな油絵は、ブルーの色が吹き出し、少し紫が配してあって、それがまた画面を深めていた。これを見ただけでも行った価値があったと思う。私の好きな「ベン・シャーン」のリトグラフも20点余りあって、「空飛ぶ鳥のすがた」をじっくり見ることもできた。鳥の羽が動きそうな空気が描かれている。リトグラフのかすれたような背景が、そんな空気を作っているように見えた。
彼のまとまった作品展を「埼玉県立美術館」で以前見たが、哀愁のある人物の素描が好きだ。ペン画のようなスピードのある線で、さっとその人の持ち味をとらえて、描いてあった。ちょっと「はしペン」みたいな感じかも。
以前から気になっていた「村井正誠」の作品もあった。彼の美術館は隈研吾の建築で、面白そうなので行って見たい所だが、日曜日の数時間しか開館していないとか。
http://bangchoo.cocolog-nifty.com/dl01/2005/05/post_900a.html
ブリジストン美術館のサンドイッチはおいしいらしい。今日は、その余裕が無くて残念だった。
今日もらったパンフレットをアップします。