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私が長男を出産した後、友達になったユリさん=洋ちゃんのママとは3ヶ月検診で出会った。洋ちゃんは小振りで、髪の毛が黒々とフサフサしていた。ユリさんの家は私の家の数軒隣だったのに、それまでお互い全く知らなかった。その後、ちょっと用事でお邪魔したら、冷蔵庫にカンディンスキーの新聞の切り抜きが貼ってあった。私も数日前の新聞で見た黄色い絵だったので、「これって新聞に出てたよね！」と思わず口走り、子供のお母さんともこんな会話ができるなんて！と感動した。また、壁には面白い木製の動物の置物が飾ってあった。後で、その木枠はおちょこの入っていた仕切りで、彼女がニスを塗ったもので、動物も木製のおもちゃだと判った。新聞の切り抜きといい、ニス塗りといい、そのセンスに私は共鳴し、子供を通じてこんな人と出会えるなんてと、とても嬉しかった。七夕の数日前には、彼女の家で七夕飾りを作った。折り紙で、スイカとかお茄子とか網みたいなのとかを、ワイワイ言いながら作った。その後週に一回は物作りの日と決めて、家を行き来しながら絵を描くことになるのだ。一緒に作った、子供の足の裏スタンプをアップします。