マーサのブログ

絵を描いたり布作品を作っています

京都宝ヶ池にて

今の職場に転職して、9月に初めて出張があった。名古屋から京都へ移動し、京都で二泊の行程だ。何とか無事に行事をこなせたことが一番大きかった。9月末日で半年間が終わった〜。短かったようで長かった。机に向かう仕事が主だが、根底には主婦業のように、前倒しで考えて用意するという頭の構造が必要なことがわかった最近。おおまかな流れがつかめたかと思うが、詰めの甘さとアバウトさが精度を下げている現状だ。

京都の宿は先斗町だったので、鴨川あたりを散歩し、夕暮れの八坂神社を散策してきた。ちょうど6時で提灯が点灯し、「鍵善」「原了郭」の提灯も燈が入った。この二つの店は、私の好きなブランド。夜はスターバックスから街を見下ろして、ゆっくりした。ちょうど省エネとかで、カフェをほの暗くし、小さなロウソクを配ってくれた。翌日のスケッチや鴨川の写真をアップします。スケッチは国際会議場の5階から庭を見下ろした所です。

皆んなで食事をした「龍のひげ」という京風懐石フレンチは、見た目も味も大満足の隠れ家でした。リスの折り紙にレシピがあるという、これまた可愛い工夫でした。リスの折り紙は自宅で再現したので、写真を添付します。

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村上春樹の店あたり

暑かった7月に、千駄ヶ谷を散歩した。村上春樹が営んでいたジャス喫茶があった辺りを、テクテクと、アセを拭きながら歩いてきた。渋谷区であり、東京体育館があり、便利な所だけど、どこか垢抜けない庶民的な場所に思えた。それは鳩森神社とか古い書店とか小さなアパートとか、日々のにおいがあったから。

村上春樹が大学を卒業してすぐ始めた「ピーターキャット」という店があったところを見て、その「ピーターキャット」の提灯がまだ保存されてると知って、これは是非見なくてはと書店を訪ねる。鎮守の森「鳩森神社」の氏子として、町の仲間として参加した印なのだ。書店の一角には、提灯や村上春樹をめぐる思い出の品々が展示されていた。店主から「海外からもこれを目当てに来る人がいて、泣く人もいるよ」と聞く。ファンは全世界にいて、この提灯を見たり、彼の息吹を感じに来るのだ。私も、彼が閉店後の店のテーブルで「風の歌を聴け」を執筆していたことに思いを至してしまう。一つ一つの文字が、編み出す世界を、ここで形作ったた村上春樹。小説を書くこと、頭の中に大きな世界を広げて、文字に投影してゆき、人々の心を動かすとは、なんと感動的なことだろう〜など思った私でした。書店の写真や、鎮守の森「鳩森神社」の写真をアップします。この神社では、毎年ノーベル賞の時期にファンが集まるそうだ。今年もファンが集まるはず。行こうかな〜とか思ってしまうよ。

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メガネストラップ作りました

近眼だった私は、老眼になってメガネなしで映画が見られる目になった。老眼のおかげで近視が治ったみたいな感じ。これが10年ほど続き、その後老眼が勝った。今は手近な物を見るには老眼鏡が必須。パソコンを打つのも老眼鏡が要るくらいになってきた。仕事ではメガネをかけたり外したりが煩雑。そこで、メガネストラップを使おうと、ネ

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ットで色々探したが、全体的にキラキラした感じだった。作ろうとビーズを求めたが、どのビーズも好きではなかった。ふと、横にまだらの紐みたいな糸があり、これでストラップを編んでみようと思い立った。。作りました!まずは、三つ編みにしようと考え、さいばしを突き立てて、そこに糸をかけて編んでいった。つきたてるのはどこが良いのかを考えたところ、植木鉢の土に差し込むことに。編み上がった紐状のストラップに、パーツ屋さんで購入したメガネストラップ用の輪っかと留めなどをつけました。

今ではもう手放せないメガネとそのストラップ。作ってよかったな。

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黒あげは

ブログは本当に久しぶり。FaceBookにアップした写真などを、もっとしっかりと文章にして、ブログにしようとしてきた。そのアップした写真を振り返り、肉付けして過去を振り返ることにしよう。

今年の夏は、台風が多く、雨もいっぱいだった。幸い東京は被害はなく、私は電車が少し遅れたくらいだったけど。被害にあった人たちは、人生が変わってしまう。自然には勝てないし、戦おうとしない方が良いと思う。情報戦で逃げておくという選択が一番よい気がする。

この夏に撮った写真のお気に入りの一つをアップします。マンションの中庭にいた黒アゲハ。その黒が粋で、和服の絽とか紗を思わせる。ピンボケだけど、記念の写真です。

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涼しい素材を平ペンで描く

今日は、超大型の台風10号の接近のせいか、急に気温が下がって、過ごしやすい。24度とか。急に暮れる夕刻は、夏の終わりを感じてしまう。

暑かった8月半ばに、ガラスの素材を描いてみた。涼しいものをサッと描きたい気持ちだったから。描いたのは探し当てた「平ペン」にて。このペンは、大きな文具店でも売っていなくて、「カリグラフィーペン」という名前でネットで購入した。蛍光マーカーならこの平たい先っちょで、いろんな色があるのに、黒も作ってほしいよ。

描いた作品は、セロファンを貼りました。引き出しの中に眠っていたセロファン。きっと子供たちが幼稚園の時に使っていた残りかと思う。セロファンを手でクシャクシャにして、立体感を出して貼ったのも作ったから、添付します。この路線でしばらく描こうかな。

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安西水丸さんのアセテートフィルム

先日「村上春樹イラストレータ展」を見に行った。いわさきちひろ美術館にて開催。春樹ファンや水丸さんや大橋歩和田誠佐々木マキのファンが来ていたせいか、混み合っていた。でも、ゆっくりじっくり見ることができたし、持っている本を振り返って、ああ、これは読んだ時に自分はどういう状況だったんだな〜とか、自分の歴史と重ね合わせていた。展覧会を見る立場から、本を読んでいる自分の中に降りて行った感じかな。

水丸さんのイラストをじっくり間近に見ると、細いシンプルな線とアセテートフィルムの貼り合わせであるのがわかった。色を塗っているのではなく、フィルムを重ねて貼ったり、一枚だけ貼ったりしているのだ。それがシンプルなようで深みのある作品となっている。

そのフィルムが気になったけど、とりあえす色紙で代用して、それらしきものを真似て作りました。ポトスを黒いペンでスケッチして、そこに色紙を配しました。この方法は面白いな。その絵をアップします。

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ヤモ太郎

朝、台所の電気をつけて、何気無く上を見たら、ドキ!!!足がべったりと電気の笠にはりついている。ゾ〜〜ッツとした。イモリ?ヤモリ?トカゲ?何か知らんが、好きではない生き物が闖入(ちんにゅう)した模様。でも電気の笠のどこから入ったん??電気を点けたら熱いのか、端っこに移動している。

それは水曜の朝だった。結局金曜の夕方にどこかへ行ってしまった・・と言うことは60時間くらい居たことになる。私は、段々その指が可愛く見えてきたり、これはアニエスベーのマークでは?と思えて、ちょっと許せる仲間になってきた。いなくなって、笠を開けてみたら、天井に電気のコードが出る穴が空いていた。この穴から入って、帰って行ったのだなあ。天井裏には別の世界があって、いろんなのが暮らしてる?

聞くと、ヤモリは家を守るという生き物で、だから「家守」と書くらしい。家を守ってくれたということ?居た間は、だんだん家族の一員っぽくなってたけど。どうぞ元気でいてね〜 家を守ってくれてありがとう。写真とスケッチをアップします。

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